Q.職業開発訓練校とは主に地元の人のみしか受からない?
また、他県の職業開発訓練校を受けると合格する可能性は低くなる??
A.法的には問題ないですが、受講者の現実的なことや意欲によります。
都道府県立の職業能力開発校(公共職業職業訓練校)にての受講となると場所や講座によってはご自身の住所から遠くなってしまうことがあるかもしれません。
全国各地に技術専門校とか高等職業技術校とか様々ありますが、法的には全く同じです。
というのも、元のお金は労働保険特別会計という雇用保険を原資としている国の特別会計予算から出ている為、お金の出処は都道府県民の税金からではないからです。
全国一律の国民の権利としてどこに住んでいても受講対象者となることが可能です。
しかし、現実的に考えて、何百kmも離れた訓練校には毎日通えませんし、斡旋する側でも都合が悪くなりますので現実問題としては、せいぜい交通の便の良い近隣都道府県の訓練までが許容出来る範囲と言えるでしょう。
※何かの都合で引っ越し予定ですということならばまた別の話になります。
また、合格するのが難しいかどうかは、それとは別の問題でもあります。訓練の種類や、ご自身の年齢や学力、就職意欲などによって左右されます。
求人の多いジャンルであれば講座数も多いですし合格しやすいということは言えますが、通いたい場所や講座次第といった所です。
また、その先就職することになるかもしれない企業についても、地域や訓練ジャンル、訓練レベルや質等によって全く変わってきます。
それらを踏まえ、事前に通いたい場所と講座を考慮されることをおすすめします。