A.基金訓練と公共職業訓練はまったく別の制度です。しかし現在基金訓練制度は終了しています。
公共職業訓練は、職業能力開発促進法という法律により、国と地方公共団体が、学問としてではなく仕事や(再)就職に役立つ技術・知識としての訓練を行うという制度です。
現在は独立行政法人雇用能力開発機構という組織が実施しており、ポリテクセンターとという名称で職業訓練校を所持しています。
一度は聞いたことがあるかもしれません。
また、都道府県においては全ての都道府県が職業訓練校を持っており。技術専門校とか高等職業技術校など名称は様々です。
一方、基金訓練というのは、契約社員やアルバイト等、雇用保険受給資格のない方達が、不況の影響で大量に失業して再就職や生活が困難な状況にあることから、「緊急」の時限設定つきの政府支援策が始めた時限設定つきで行われることになった職業訓練になります。
尚、平成23年3月をもち終了したため現在受けることが出来ません。
この基金訓練もしくみとしては今後も必要だということ、また、公共職業訓練よりも基金訓練の方が様々なジャンルの職業スキルを身につけられるということで現在、新たな法律を作る動きがありますが、現在ではまだ具現化していません。