職業訓練校の面接試験の一番重要なポイントは「再就職支援」というところにあります。
平成15年までは3ヶ月の委託訓練では面接選考の場合が多く存在しましたが平成16年度より就職向上をより大切にすると掲げられた為面接では就職意欲がより高い人を優先に通すようになりました。
なので、職業訓練の最終的な目標は「就職」であるということをしっかり認識し面接に臨むことをオススメします。
当然ながら、訓練期間が長くなるもの程、受験倍率は高くなり、より面接が重視されるようになります。
上記のように就職を支援するのが前提にあるので、当然志願者から就職意欲が感じられないと評価が低くなり合格しにくくなります。
特に求職者支援制度(基金訓練)の場合、職業訓練校は一般の企業が多いのが実情で一般企業が行政から委託されて講座運営を行なっています。
行政からお金をもらっているのに講座終了後の就職率が低ければ、当然のこととして行政から指導が入ります。
職業訓練校側としては、そうした事態は避けたいのは当然です。逆に考えると真摯に面接に取り組み、就職に繋がる努力をしていれば何も問題ありません。
【質問項目は主に自己紹介と志望動機、再就職のプランの提示】
重要な面接質問項目は志望動機や再就職プランになります。
・就職活動はしているか
・なぜこの講座を志望したのか?
・講座取得後の具体的なプランは?
こういったことがよく聞かれます。特に志望意欲や就職に対する意識などに関連する質問は必ず聞かれます。
【面接官が考えていること】
・訓練の必要があるか?
・適切に訓練を修了する見込みがあるか?
特に1年や2年の長期訓練では重要視されます。
・健康に問題がないか
・家族の強力を得られるのか。
・通学に支障はないのか。
・前職の離職理由に問題はないか。
・協調性があるのか。
・マナーを守れるのか
etc...
【服装について】
当然ながら、スーツで出向いた方が好印象です。私服でも問題ありませんがスーツを着用した方が面接官に対するイメージが良いです。
面接官に「この人ならきっと再就職してくれる」と思ってもら意識が大変重要です。
【まじめさと素直さを大事に!!】
「まじめさ」「素直さ」が伝わるような接し方で面接試験に臨んでください。基本的なことですが非常に大切です。
【最低限意識しておくべき2点のポイント!!】
①転職希望業種が職種に合ったコースであること
②それまでのキャリアとは異なるコース内容であること
①と②が揃っていないと面接時におかしなことになってしまいます。
選考には面接のある場合が殆どです。上記でもありますように職業訓練を受ける必要性を面接官は必ず考えています。
前職と同じ業種・職種への転職で、もう十分キャリアもスキルもあるのに何故職業訓練を受けるのか。。。と思われてしまったら印象が悪くなってしまいます。
なぜなら、失業給付延長目的で職業訓練を志望する人が後を絶たないので、職業訓練を希望する魂胆が疑われてしまう可能性が高くなるためです。
ですので、この2つは筋を通すようにしましょう。